企業に属している方なら何度となくトップダウンされ頭を悩まされる「企画立案」。担当者はあれよこれよとアイディアをめいいっぱい考えますね。時にはwebで検索し、時には他社が企画した内容をアレンジしたり。意識が高い方はオリジナルの企画を立てる。企画の立て方には様々な方法があります。ですが企画とは言ってもｌビジネス。そこから何かしら生まなければなりません。認知だったり集客だったり、成約だったりと狙いも様々です。
そのような企画立案を少しでも成功し易い方法をお伝えしようと、今回と次回で簡単にまとめていきたいと思います。
あくまでも主観なので、誤解があればゴメンなさい。あと営業系の企画を中心に書いてますので予めご理解ください。




そもそも企画とは？
読んで字のごとく、計画を企てる事。アイディアが具体的な道筋を通って計画する施策とでも言いましょうか。ですので企画の種類も多く、一般的には営業系の企画が主で「販促企画」「ブランディング」「集客企画」「キャンペーン企画」「周年企画」などが、よく目の当たりにする企画。開発系の企画では「商品企画」「サービス企画」「企画開発」「イノベーション」「リノベーション」と何かを創りだす企画。それ以外にも人事系の企画や改善系の企画もあります（上記はあくまでも一部。これ以外にも多数の企画は存在します）。


営業系企画の成功率は9%！？
インターネット調べですが、広告会社や企画会社がクライアントに提案した企画が成功したという言わば企画成功率は約９％と言われています。以外と低い現実です。詳細は不明ですが「これは成功した！」というクライアントは少ないようです。ですが、企画の実行を止められない止められないという状態が現実かもしれません。そのため広告会社や企画会社、または社内の企画担当者は情報収集に明け暮れる日々が来ます。


営業系企画を成功させるためには？
ここでは私が推奨する企画立案の方法を紹介したいと思います。これまで企画立案してきた流れとは全く逆のやり方なので上手く理解できない方もいらっしゃるはず。ですが失敗する90%の確率を格段に落とす方法なので、ぜひ実践してみてください。


ビジネスモデル全体像を描く
これは至って普通。ビジネスの全体像が理解していないと畑違い、狙い違いのギャップが生まれますので、ここはしっかり押さえます。逆にここができていないと企画を創ることは不可能に近いです。


既存のビジネスモデルで不足している部分を補う施策を考える。
アイディアをビジネスモデルへ当てはめる。
現段階のビジネスモデルの中で何か足りないモノ・コトが見つかります（見つけます）。そこに対して今は「思いつきのアイディア」で補足します。例えば、現状の顧客は「もっとこんなサービスが欲しいかも」「こんなサービスがあったら、この夫婦は喜ぶだろうな」「こんな課題を抱えているかもしれない」など簡単にモデルを興します。今はざっくりでOK。思いつき、思い込みでOK。


これまでの企画立案は9割失敗する？
これまでの企画立案は「思いつき」「思い込み」で実行してました。それが9割という高確率で失敗に陥ります。ですが担当者はグループインタビューや統計調査、マーケット調査などで「裏付けとなる証拠を獲得できた」と感覚的、理論的に捉えてしまいます。しかし、それと実際するマーケットは全く別。言わば、実際の顧客となっていない状態で「売れるだろう、成功するだろう」と思い込みに走ってしまいます。そこからコンセプトを興したり、ビジュアルを興したり、プロモーション戦略を練ってスケジュールを立て企画書を作成し実行。途中でオカシイと思っても止められず引き返せない状態になる（競合が先に似たような企画を展開してきても中断したり方向転換したりできない状態も含む）。
そして大ジャンプ（膨大な予算を費やして）をして、失敗していく。こんな感じでしょうか。


企画書って本当に大事？
いや否定はしません。私も企画書なるものを「リクエスト」があれば作成します。しかし、企画の成功とは企画書をわかり易く整理する、見せ方を良くする以前の話です。そこを一生懸命やっても成功率は上がりません。根本的な事が欠けているからだと思います。
根本的な事、それは「その企画に顧客は存在するのか？」


さて、そんな悲惨な状態に陥らない為にアナタは何をしますか？
一流のマーケッターを採用しますか？
数を打てば当たる方法を採用しますか？
チマチマやってられないからマス媒体を多いに活用する？

どちらも間違ってませんが、個人店や中小企業の方には不向きかもしれません。もちろん予算があれば大いに結構ですが、誰でもできる方法をお伝えしたいブログなので、大ジャンプ系はまた改めて。

次回は企画の失敗率を格段に下げる方法をお伝えします。

今日はここまで。
販促コンサルタント
豊平尚哉でした。

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