目線のプロ化|自分では当たり前のことでもお客さんは当たり前じゃない

アカウントプランナー豊平尚哉

2015年07月01日 09:57

広告を作る際に
「うちの商品のウリは〇〇なので、そこを強調したい」
「〇〇(専門用語)が特徴なので、そこを売りたい」

と、広告主さんからよく言われます。
想いは素晴らしいですし、気持ちも伝わるのですが
お客様から頂いたアンケートを拝見すると
そんなことは一言も書いてないケースが多々あります。

アンケートの意見は
「〇〇が良かった」
「〇〇してくれて嬉しかった」
など、率直な感想が入ってます。

しかし、広告主さんは
「そんなこと当たり前でしょ」と一蹴してしまいます。

しかも、「そこよりもココ、ココを強く言いたい!」と。

もちろん、情報を発信するという事は大切ですが
「誰目線」の情報を伝えていくのか?を考えてみる必要はあります。


特に、急いで集客をしないといけない経営状況であれば尚更です。




|知識や経験値が邪魔してるケース
では、そのような広告を作ってしまうとどういう結果になるのか?

私の経験上、反響率は落ちます。鈍ります。


なぜかというと、目線のプロ化に陥っているからです。

つまり、思い込みです。


広告主さんは「そんなこと当たり前」だと思って、毎日その仕事をされていると思いますが、
お客様は、広告主さんの仕事や業界のことを毎日考えておりません。

そんな「当たり前」と思っている事とお客様の気持ちにギャップが生まれ、情報がうまく届かないという現象が起こります。

特に、機能や性能(スペック)を打ち出しても、お客様には響かないですよね?

そういう広告が多いので、反響率は下がっていく一方なんです。


つまり、
大切なのは、目の前にいるお客さんの気持ちを知るということなんです。

「そんなこと当たり前」だと思っていることが、お客様には響いたりします。
逆に機能やスペックばかり伝えていくと、売り込みになりがちな広告へと変わっていきます。
売り込まれたらイヤですよね?

そのために、お客様の気持ちを知ってギャップを埋めていくことが大事なんです。




これまでの知識や経験が足をひっぱり、「業界の常識」的な要素を抱えている自体、思い込みに走ってしまいます。

お客様から出てきた意見を素直に受け取れる姿勢こそ、反響率アップの近道なんですよ。




良い質問は、良い回答が得られる。

誰に質問するのか

何を質問するのか

どのように質問するのか

によって、ビジネスは加速していきます。


思い込みの広告こそ、反響が落ちるのでご注意くださいね。

以前、思い込みについて書いたブログ
⇒ 失敗する3つの共通点

ここで紹介したことを挙げると

情報不足

慢心

思い込み


※詳しくは、ブログをチェックしてね。


このような広告にならないように、しっかりお客様の声を聞いてビジネスへ反映していきましょうね。


さて、私もお客様から頂いた「A4」1枚アンケートを拝見して
自分自身のビジネスへ反映していきたいと思います。


今日はここまで。
販促コンサルタント
豊平尚哉でした。

----------------------------------------------------------------

【支援機関、金融機関、企業のご担当者の方へ】
ミラサポを活用し、会員顧客の集客や広告宣伝を支援してみませんか?

リンク:ミラサポ


----------------------------------------------------------------


【問合わせ先】
株式会社チーム・ザヤス
「A4」1枚アンケート実践勉強会 沖縄支部

豊平尚哉(トヨヒラナオヤ)

電話 098-850-1534
FAX 098-850-1535
E-mail tz-3@nirai.ne.jp




関連記事